リゾ婚とは

結婚式をやる意味とは?元沖縄現地ブライダルコーディネーターがお伝えします

この記事でわかること

・結婚式は感謝の思いを伝えることができる絶好の機会

 

はいさーい!

ブログを見ていただきありがとうございます!
沖縄生まれ沖縄育ちのテツです!

 

私はリゾートウェディングの仕事を沖縄で行い、今は別の仕事に就いていますが、『沖縄でリゾートウェディングをしたい!』と思っている方への後押しができればと思ってブログを書いています。

 

あなたはリゾートウェディングについて詳しく知っていますか?

結婚式をしたことがないからわからないと思います。そして、誰に聞いていいかもわからないですよね。

 

 

私もリゾートウェディングの仕事をするまではほとんど無知でした。

おそらく今のあなたと同じぐらい、いや、それどころか生まれたての赤ちゃんと比べても負けてしまうくらい当時は何も知りませんでした。

 

そこから、

約8年間のリゾートウェディングの仕事で披露宴、商品企画、営業、フォトウェディングと幸運なことに普通の人たちが経験するよりもたくさんの経験をし、リゾートウェディングのことを学んできました。

 

そんな私からリゾートウェディングを安心して成功させるための情報をお届けしていきます!

リゾ婚とは

リゾ婚というワードを聞いたことはありますか?

知らなくてもお察しかもしれませんが、リゾートウェディングと同義です。長いのでリゾ婚で話を進めていきます。

 

沖縄でのリゾ婚をする上で結婚式を知っていきましょう!

 

結婚式とは

チャペル入場口にて・・・

見つめあう新婦とお母様

『幸せになってね』

瞳に涙を浮かべながら

『今まで幸せになれるよう育ててきたけど、これからは二人で幸せになるんだよ』

そういう意味を込めて新婦のベールをゆっくりと下ろしていく。

 

結婚行進曲が流れるとともに

『ガチャ』

チャペルに響く心地よいドアの音。

バージンロードを華やかな刺繍のウェンディングドレスに身を包んだ新婦がお父様にエスコートされ、

『まずは右足を一歩、足をそろえて左足を一歩。』

ウェディングステップで新郎の元へゆっくりと歩いていきます。

 

エスコートのお父様は

『・・・娘を頼んだぞ』
言葉には出さないけれど、伝わってくる想い。

新郎はうなずき、お父様からのエスコートを引き継ぎます。

 

両親から離れ、これからの人生を二人で歩んでいく。

『ずっと愛し合うこと、幸せになること』

 

ゲストに見守られながら誓い合う感動的な場面・・・

 

 

この場面を見るたびに「結婚式ってなんて素敵なものなんだ!!」と心底思います。

 

結論から言わせてもらうと結婚式は大切です!!!!

 

しかし、最近では「なし婚」と呼ばれる結婚式をしない人たちも増えてきています。

 

私の友人もこう言いました。

『えー。結婚式なんてめんどくさい。お金もかかる。やらなくて良くない?』
『準備は大変、やることも多い、かといって仕事を投げ出して準備するわけにもいかない。』

確かに大変な事も多いかもしれません。

それでも結婚式をやった人は全員が全員『やってよかった』と答えています!

なぜそういうのでしょうか。

 

答えはこの先にあります!

是非最後まで読んでください!

 

『ワイルド系新郎Yのケース』

2016年7月快晴の沖縄。

読谷村オーシャンフロントのチャペル・披露宴会場を有した、アクアグレイス・チャペルで披露宴担当をしていた時の出来事です。

一見和やかに行われた結婚式・・・

担当したお客様はあごひげツイストパーマが印象的で、色黒で顔の濃いワイルド系の新郎Y様とサバサバタイプのスラっとスタイルの良いしっかり者の印象の新婦K様。

お子様は2人。
長男は幼稚園、次男は保育園にも入っていないぐらいのお子様。

 

参列ゲストはカップルのご両親とご兄弟、仲の良いご友人2人の10名ほどの少人数のパーティでした。

その日はチャペルでの経験も長くなってきた私でも
『今日は一段と綺麗だなー!』と、感じるほど会場の目の前には青い空、青い海が広がり最高の結婚式日和。

挙式を終え、ビーチでの撮影も終了し、お二人も披露宴会場前に到着をされました。

披露宴が始まる前にご挨拶をした際の
『暑かったねー!もう汗だく!』と笑顔の新郎様。

お二人共、天気が良かったことをとても喜んでいらっしゃり、お子様やご家族と写真を撮れたことをとても嬉しそうに話してくださいました。

その後披露宴がスタートし、お食事のタイミングになりました。

『観光どこいこうかー??美ら海水族館はやっぱりいきたいよね♪』
他のゲストは楽しそうに話している中、
新婦様のお父様はエヴァンゲリオンの「碇ゲンドウ」のような険しい顔。

一体どうしたのでしょうか。

答えは新婦様のお手紙に隠されていました・・・

 

実は、勘当されていた新婦さん

静かな空気の中、手紙の曲が流れ始めます。

『私が妊娠して2人で結婚の挨拶に行った時、お父さんは強く反対しましたね。』

『大事な娘を妊娠させて初めて会いに来たお父さんの気持ちはかなり複雑だろうな。。。。』

そうです、新郎新婦様はいわゆるできちゃった婚。お父様はかわいい娘がそういった状況で結婚をすることに反対をしたそうです。

『結婚は許さん!一度も会ったこともない奴に娘をやれるか!』

『よっ!出ました!!!名台詞!!!パチパチパチ(拍手)』
『むしろ現代でそんなセリフ言う人いるんかい!!』

と心の中でつぶやいたことは内緒です♪

 

それはさておき、

妊娠そして結婚、その状況を許すことができずケンカになり、勘当に近い状態になりました。

誠実な新郎様は

『お父さん、どうかお願いします!娘さんを愛しているのです!結婚を許して下さい!』

何度もお父様の元へ足を運びました。

 

結婚は2人のもの。反対されても結婚をすることはできます。
しかし、大切に育ててくれた両親に許しをもらえるまでは結婚はできないと何度も何度もお父様へ会いにいきました。

その結果、やっと結婚を認めてもらえたということでした。

結婚式がつないだ家族の絆

『今まで大切に育ててくれてありがとう。私は今とても幸せです。』

 

そこには碇ゲンドウはもういませんでした。
それは、今まで一生懸命に子育てをしてきたお父様の男泣きをする姿。

お客様にバレないよう、私は『ふぅー」と深呼吸。
もらい泣きしそうなのをグッとこらえ、プロとしての威厳を必死に保ちます。

周りを見渡すと、お父様だけでなくお母様、ご兄弟、ご友人もハンカチを目元にあて、涙をこらえることができない様子。

とても感動的な雰囲気の中、パーティはお開き。

 

パーティ後・・・

お二人と少し話をさせていただいた際にお二人はこう言いました。

『結婚式をしてよかった。』

お二人はできちゃった婚ということもあり、費用の面も気になって結婚式をあきらめようかと思っていたそうです。

 

しかし、家族との距離の近いリゾ婚というものを知り、結婚式をしてみようと思い始め、沖縄でリゾ婚をすることに決めました。

 

結婚式を終えてみて、

新婦様が

『手紙を書くときに今までのことをいろいろと昔のことを思い出した。私が小さかった頃のこと。思春期にお父さんとケンカをしたこと。結婚に反対されたこと。でも、一番伝えたいと思ったのは両親への感謝の気持ちでした。伝えられてよかった。結婚式をしてよかった。』

とまた涙を流しながら言いました。

 

まとめ

結婚式をする理由それは

『感謝の気持ちを伝えられる絶好の場だからです。

 

あなたは両親に日頃から感謝の気持ちを伝えられていますか?
大切に育ててくれてありがとう。と伝えたことはありますか?

きっとないですよね。
照れくさい、恥ずかしいそんな気持ちが先に来ると思います。

それを言うことのできる特別な日それが『結婚式』です。
だからこそ結婚式が必要で大切なのです。

 

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