東京五輪向けアプリの事業費削減を巡り、平井卓也デジタル改革担当相(63)が内閣官房IT総合戦略室の会議で同室の幹部らに対し、請負先企業のNECを「完全に干す」「脅しておいた方がいい」などと指示していた問題です。
自身の利益を優先してかACES(エーシーズ)という企業との癒着が疑われます。
気になるのがなぜこの企業と癒着しているのか。その理由が自身の利益かもしれないというところですね。
その気になる情報をまとめました。
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平井卓也デジタル相が癒着・松尾豊教授と同郷のよしみか
4月7日に内閣官房IT総合戦略室でデジタル庁設置に関するオンライン会議が行われています。
会議の模様を収録した音声データがリークされ公開されたようで、このコメントに世間がざわざわしています。
平井「デジタル庁の入退室管理と、アクセスのね。それはさ、もう新しいシステムを実験的に入れてくれてもいい。松尾先生に言って一緒にやっちゃってもいいよ」
平井「彼が抱えているベンチャー。ベンチャーでもないな、ACES(エーシーズ)。そこの顔認証、はっきり言ってNECより全然いい部分がある。だから聞いて。もうどこから撮ったっていけるし、速い。アルゴリズムがとっても優秀」
東京大学工学系研究科の松尾豊教授(46)で、AI研究の第一人者として知られる人物。
「松尾氏の出身地は、香川県。平井氏と同郷ということもあり、2015年頃から親交がありました。2020年12月23日には、平井氏が定期開催している朝の勉強会に、松尾氏がゲストとして参加するなど、親密な間柄です」
と関係者からコメントが出ています。
NECを干して自身と親密な関係を持つACESに任せるという発言がまず、デジタル担当相としてオリンピックを担当させたくない気持ちにさせますね。
ACESとはどんな会社?
ACESのHPはこちらから
SHARONという動画像認識技術があり、顔認証のサービスなどを今回オリンピックに取り入れたいと考えているのでしょうか。
一般人の私からすれば、どのようにすごいのかアルゴリズムがすごいといわれてもよくわかりませんが、HPを見る限り技術はすごそうでありますが、NECも大手なのですごいとは思いますが。
松尾豊教授とはどんな人物?
1997年 東京大学工学部電子情報工学科卒業。2002年 同大学院博士課程修了。博士(工学)。同年より、産業技術総合研究所研究員。2005年8月よりスタンフォード大学客員研究員を経て、2007年より、東京大学大学院工学系研究科総合研究機構/知の構造化センター/技術経営戦略学専攻准教授。2019年より、東京大学大学院工学系研究科 人工物工学研究センター/技術経営戦略学専攻 教授、東京大学工学部システム創成学科知能社会システム(PSI)コース長。専門分野は、人工知能、ウェブマイニング、ビッグデータ分析。人工知能学会からは論文賞(2002年)、創立20周年記念事業賞(2006年)、現場イノベーション賞(2011年)、功労賞(2013年)の各賞を受賞。人工知能学会では学生編集委員、編集委員を経て、2010年から副編集委員長、2012年から編集委員長・理事。2014年から2018年まで倫理委員長。2017年より日本ディープラーニング協会理事長。出典:ACES HPより
ACESのアドバイザーを勤めている松尾教授。技術顧問の地位を得ているようですね。
教授業務だけではなく、ACESのアドバイザーや日本ディープラーニング協会理事長、ソフトバンクグループ社外取締役を務めているようです。
平井卓也デジタル相は自身の利益しか考えてない
今回のオリンピックの顔認証の件に関して、松尾教授を指名したかのような発言は、同郷のよしみもあったでしょうが、今後も松尾教授と親密でいたいという気持ちの表れではないでしょうか。
オリンピックという大きいイベントで取り上げることができれば、平井担当相の株は爆上がり間違いなしでしょう。
このような自分勝手な行動をとるような政治家はいらないですね。
すぐにでも辞任してほしいところです。